2011年10月2日日曜日

ソニー「Reader」新製品 Kindleとは「向かう方向が違う」?

9月28日のアマゾンの新しいKindleの発表の日の次の日にソニーも新しい電子書籍端末の発表。ソニーにとっては最悪のタイミングの発表だった。下記が商品の価格だがKindleの値段を見たあとでは仮に製品の性能がだいぶ違うにしても価格で全く勝負にならない。


"Wi-Fi通信に対応した「PRS-T1」を10月20日、3G+Wi-Fiモデルの「PRS-G1」を11月25日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格はPRS-T1が2万円前後、PRS-G1が2万6000円前後。"


また、


"米Amazon.comが9月28日(米国時間)に発表した電子書籍端末「Kindle Touch」との価格競争関係について、野口氏は「ReaderのWi-Fiモデルの米国での販売価格は149ドル。Amazon新製品のWi-Fi対応モデルは99ドルと言いつつ広告付きの価格で、広告なしのモデルは139ドルとなっている。つまり実際のところは10ドルしか差がないし、商品としては負けていないと考えている」と述べた。"


とのことだが、そもそもKindleの広告も作品の中まで掲載されるわけではなく最初の画面だけなのでそれほど気にせず安いほうを選ぶと思われる。金額の差は10ドルではない。加えて、商品としては負けていないと考えているとあるがこれも疑問だ。そもそも電子書籍に対して読者が求めるものをしっかり把握できているのだろうか?私は以前のKindleでも全く性能として問題があるとは思わなかった。一番重要なのはいいコンテンツで、いいコンテンツが多くあるかどうかが重要で性能はその次だ。下記「向かう方向が違う」とあるがどうもこれは消費者の求めるものと違う方向に向かっているような気がしてならない。


(参考)
ソニー、3G+Wi-Fi対応の「Reader」新製品 Kindleとは「向かう方向が違う」 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/29/news081.html

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