2011年10月2日日曜日

求める理想の英語とは


ネイティブレベルの英語とタイトルでは書いているものの私の求めてる理想像は単に発音がネイティブのようでネイティブ(アメリカ人)のように英語が話せるというのとは少し違う。

私の理想の姿は今の上司であるノンネイティブ(アメリカ人でない外国人)の英語だ。彼の
英語は非常にクリアで、スピードも適度に抑えてあるので、非常に理解しやすい。また、質問の意図が掴みきれなかったことがあると表情をみて、別の言葉で伝えようとしてくれる。日本以外の国でも働きグローバルでのビジネス経験の長い彼は、明らかに英語をコミュニケーション・ツールとして伝わることを意識したコミュニケーション方法をとっている。

一方で、ネイティブ(本当のアメリカ人)の英語は少し違う。話すスピードは恐ろしく速く、多くの日本人にとっては馴染みのないスラングや熟語を多用する。そして、相手が自分の話していることをどれくらい理解しているのかは、基本的に気にしない。そのため、こちらとしては、聞いているふりして話を流し、聞き取れなかった重要なとこだけ、こちらから質問し、合意形成を図っていく必要がある。

私はこの上司にであってから、ネイティブ・イングリッシュとグローバルで通じるビジネス・イングリッシュは別であると再確認させられた。

アメリカに、永住するのであれば、ネイティブ・レベルの英語で意思疎通できるようになったほうがSocial Talkも弾み、いろいろ便利だと思う。ただ、グローバルな環境でビジネスを行うということをメインに考えると本当の意味で伝わる、伝わりやすい英語を話すことを目指す(心がける)べきだ。

彼以外でも有名コンサルティング会社出身の韓国人の英語も非常に聞き取りやすい。大学、ビジネススクールと米国での生活の経験は長いがおそらく意識してそのように話しているのだろう。発音をきれいにすることはもちろん大事だが、英語はコミュニケーションのためのツールに過ぎないということを再認識しながら今後も発音矯正などに取り組んでいきたい。

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